長持ちする中学受験 6



前回の算数・数学のシミュレーションの続きです。


5歳のうちに小4と小5が終わります。


途中から、通塾回数や1回の時間を増やせば、さらに進みます。


6歳で小6を完成させて中学数学に入ります。


お子さんの生まれた月によって、かなりの違いが生じますから、これ以降は、一番若く小学校に入学する3月生まれ(厳密には4月1日生まれも含む)のお子さんでシミュレートします。


7歳(小2)では引き続き中1の内容を続けて、年末までには中2に入ります。


中学数学に入ってから、通塾回数や1回の時間を増やせば、加速しますが、最低でも(ボトムライン)ということで、通塾回数や1回の時間が変わらない場合のシミュレーションです。


8歳(小3)で中2が終わります。


9歳(小4)では中3をやってゆくわけですが、ここからは完全に私の考えになります。(スーパー教育®️全体の見解とは違うところがあります。)


中学数学は、2年生まではほとんどの分野が中学入試に役立つのですが、中3内容となると展開・因数分解にしても、平方根にしても、2次方程式・2次関数にしても、必要がないのです。幾何の分野でも、円周角と相似は必要(重要)ですが、三平方の定理は要りません。

しかし、頭を鍛えるという意味では大いにやる意味があります。


そこで、まず、円周角と相似をしっかりやって、あとはご相談となります。中学入試に向けての「算数」の勉強をいつから始めるか、というご相談です。


ちなみに私は、関西では断トツトップだった中学入試専門塾に13年間奉職しておりました。

私が働き始めた年に、小4の理科が始まりました。(それまでは理科は小5からでした。)算数と国語はその後もかなり長い間、小4からでした。


当時と比べて、小学生の人口はかなり減りました。

しかし、私立中学校の定員は、新設された中学校があるため増えています。

単純に計算すれば、いまより当時の方が、合格のための競争は激しかったのです。


ですから、いま現在でも私は、中学受験のための勉強は、早くて小4から、遅くて小5の夏休みからで充分だと考えています。この範囲のどこから仕掛けるか、そのご相談なのです。


お話すべきことが、まだもう少し残っておりますので、続きは次回に。



あなたのお子さんの中学受験が、幸せで実り多く、長持ちするものとなりますように!

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